傍観者

Guhen 式体系では、「傍観者」 (英語で言う「Witness」) こそが、精神世界の求道者が瞑想や他の方法を使って修行する際に洗練、開発させる必要のあるまさしくそのものです。 シャンカラチャリヤが言うように、「今ここで純粋な傍観者をもつことができるなら、瞑想する必要はまったくありません。」 「見る者」と「見られるもの」 の性質に関する探求を扱っているあるヴェーダンタの書は、冒頭の文節で「諸形態をもつマインドが知覚される一方で、傍観者こそが真に知覚する者である。だが、傍観者それ自体は誰によっても知覚されなることはない」と主張しています。

傍観者は、純粋な意識または覚醒、さらにはブラーマンと同一と見なすことが可能です。

また、私たちの思考パターンを変更する NLP のような方法論によって、私たちが「二次的特性」として間接的に傍観力を洗練、開発することができるようになることを指摘することは非常に興味深いことです。

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